私達の行っている民間療法はひとくくりに「療術」と呼ばれる分野です。
人体に危害を及ぼす影響のない技術を提供して良いという世界です。
現在の民間療法が国家資格にならない大きな理由は、考え方が様々であるということ。
先生によって「引く」という考え方もあれば「圧す」という考え方もある。
ひとつの定義にまとまらないのが療術といえるでしょう。
西洋医学が「実験医学」に対して東洋医学は「経験医学」であり「予防医学」なのです。
数値で物事を判断するのはお医者様の役目であり、私達の領域ではまったくありません。
私達民間療法施術者は勉強しすぎて頭でっかちになり、ついには診断を下してしまうというようなことがあってはならないのです。
診断はあくまでも医師のみが認められています。
私達民間療法者とお客様(クライアント)との関係は
「クライアントは自ら癒し、施術者はそれを援助する」でなければなりません。
当スクールではそのことをしっかりと教育し、クライアントとの信頼関係に務めております。
また昨今、サイキックブームがにわかに到来し、見えない世界に依存したヒーラーが増えてきていることも危惧しております。
「癒し」とはとても繊細でなければなりません。
見えない世界こそ、肉体ありきなのです。
リーディング(読み取る)ことに一生懸命になり、クライアントに不安を与えるような発言は、時として重大な犯罪よりも罪深いものになり得ることであることをしらなければなりません。
また、何かあればすぐに「偶然」ではなく「必然」という認識を与えるのも、決まり文句になっているようです。
しかし、それは自ら気づく為のガイドをしてこそヒーラーだということ。
趣味・興味で人の人生を左右するようなカウンセリングは民間療法者であるヒーラーにとってとても責任ある行為であることを認識しなければならない。
レイキセミナーでは段階によってヒーラーとしての在り方をも大切にガイドしてまいります。
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